映画監督・品川ヒロシ、安藤美姫とのタッグ作に意欲!
米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2014」(SSFF & ASIA)が29日に開幕し、菜々緒、倉科カナ、原幹恵、広瀬アリス、安藤美姫ら豪華女性陣をはじめとする著名人が、渋谷ヒカリエで行われたオープニングセレモニーに出席した。
今年で16回目の開催となる同映画祭は、俳優の別所哲也らが1999年に立ち上げたアジア最大級の短編映画祭。今年は「STYLE OF CINEMA」をテーマに、幅広いジャンルの短編映画が集まり、期間中には先の第67回カンヌ国際映画祭のシネフォンダシヨン部門で第2位に入賞した平柳敦子監督作『Oh Lucy!』などを上映。北村龍平監督が実写版『ルパン三世』について語るセミナーなども開催される。
さらに映画祭とソフトバンクモバイルのスマートフォン向け音楽・映像配信サービス「UULA」との特別プロジェクトによって製作された、人気アーティストの楽曲の世界観をモチーフとした短編作品6本を上映。この日のセレモニーでは、菜々緒をはじめとする俳優陣が各作品の監督たちとステージに勢ぞろいし、会場は華やかな雰囲気に包まれた。
中でも大きな歓声を集めた俳優の斎藤工は、大橋トリオの楽曲「HONEY」をモチーフとした短編映画『半分ノ世界』を監督。「今回、監督をやってみて思ったのは、スポーツの監督と一緒で、僕はフィールドに入れないということ。プレイヤーに戦術は伝えるけど、あとは委ねるという立場の仕事なんだなと思いました」と振り返っていた。
また元フィギュアスケート選手の安藤美姫は、お笑い芸人で映画監督の品川ヒロシと共に、環境に関する作品を紹介する「地球を救え!部門」の「J-WAVEアワード」プレゼンターとして出席。別所から「安藤さんを、映画に出演させたらどう?」と勧められた品川は「芸人が根にあるので、すべるのは縁起が悪い」とジョークを飛ばしつつ、「世界で戦っている方が出てくださるなら、ぜひ」とタッグ作への意欲を見せていた。(壬生智裕)
「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2014」は6月15日まで渋谷ヒカリエほかにて開催中