悪女・米倉涼子が高嶋政伸を翻弄!松本清張ドラマで4人の男たちが手玉に!
女優の米倉涼子が悪女役に挑戦する、松本清張原作のスペシャルドラマ「強き蟻」(テレビ東京)の追加キャストが発表され、橋爪功、高嶋政伸、宅麻伸、要潤ら4人の俳優陣が、米倉ふんするヒロインに翻弄(ほんろう)される男たちを演じることが明らかになった。
テレビ東京のドラマに初出演する米倉が、5作目の松本清張原作に挑む本作。年の離れた夫の10億円にも及ぶ遺産を狙い、周到な殺害計画を練る美しき悪女・伊佐子(米倉)と、その周りに群がる欲まみれの人々の姿を描いた異色サスペンスとなっている。
劇中では、誰もが魅了される美貌を持つ伊佐子が、男たちを手玉に取るさまも見どころのひとつ。米倉は劇中、伊佐子の年の離れた夫・沢田信弘役の橋爪、伊佐子のパトロン的存在である塩月芳彦役の宅麻、塩月に雇われた野心あふれる弁護士・佐伯義男役の高嶋、伊佐子の愛人・石井寛二役の要たち、4人の豪華俳優を翻弄(ほんろう)する。
米倉が演じた伊佐子に男性陣は、「できれば、お友達にはなりたくありませんねぇ(笑)」(高嶋)、「虎視眈々(たんたん)という言葉がぴったり当てはまる、こういう女性がいたら、だまされて当然」(宅麻)、「きっと、伊佐子のような人が身近にいたらどっぷりハマっていたでしょうね」(要)、などすっかり魅了された様子。また一同が、真摯(しんし)に役に挑む米倉の女優魂を絶賛する中、橋爪は伊佐子が信弘の排尿を補助するシーンに触れ、「『この役は橋爪さんじゃなければわたし、出来なかったわ』と言ってもらったんですけれど……。これって誇らしいの? って思いましたね」とトボけたコメントを寄せている。
また女優陣も注目のキャストが勢ぞろい。信弘の自叙伝執筆を手伝う速記者・宮原素子を比嘉愛未、信弘の前妻との娘・妙子を笛木優子、そして沢田家の家政婦・椿サキをかたせ梨乃が演じる。それぞれが伊佐子と対立する役どころとなり、女たちの演技合戦も話題を集めそうだ。(編集部・入倉功一)
テレビ東京開局50周年特別企画「松本清張『強き蟻』」は今夏放送予定