長谷川京子、シングルマザーのヒロイン役!小泉孝太郎主演ドラマ続編に出演決定!
作家・宮部みゆきの人気推理小説を小泉孝太郎主演でドラマ化した「名もなき毒」(TBS系)の続編「ペテロの葬列」の出演者が発表され、女優の長谷川京子がヒロイン役を務めることがわかった。また前作のキャストに加え、長塚京三をはじめ、実力派俳優の出演も明らかになった。
本作は、宮部が異色のサラリーマン探偵の活躍をつづった推理小説「杉村三郎」シリーズのドラマ化。大企業の広報室で広報誌「あおぞら」の編集をしている主人公・杉村(小泉)が、会長から依頼を受け、さまざまな事件に巻き込まれる姿を描く。今回杉村は、拳銃を持った老人によるバスジャックに遭遇。事件の真の動機に隠された人間の闇に迫る中で、殺人や詐欺などの犯罪が連鎖する、息をもつかせぬ物語が展開する。
長谷川が演じるのは、高級エステサロンで杉村の妻・菜穂子(国仲涼子)の担当だった女性・間野京子。シングルマザーであり、家庭の事情でエステティシャンを辞め、菜穂子の紹介で「あおぞら」編集部に入ることになる。
ドラマ化にあたり原作とは違った立ち位置のキャラクターになるといい、長谷川は役づくりについて「自由につくり込むこともできると思いますし、脚本をヒントにつくっていくことになると思います。わたしに求められている役の立ち位置に、しっかりいたいと思いますし、期待していただいている以上のところへ立ちたいと思っています」と気合十分。小泉も「ただ明るくてきれいなだけではなく憂いもありミステリアス感もある雰囲気を持っている女優さんなので、こういう作風ではピッタリだと思います」と期待を掛ける。
さらに全ての事件の発端となるバスジャック事件の実行犯役を長塚京三が務めるほか、その被害者を峰竜太、細田善彦、清水富美加、バス運転手を青山倫子が演じる。さらに冨士眞奈美、柴俊夫らベテランも参加。もちろん国仲をはじめ、平幹二朗、室井滋、ムロツヨシ、本田博太郎ら前作の顔ぶれも出演しており、前作よりもパワーアップしたというキャストたちの演技にも注目したい。(編集部・入倉功一)
テレビドラマ「ペテロの葬列」はTBS系で7月7日19時スタート(初回2時間スペシャル、通常回は20時)