新婚・加藤夏希、『風立ちぬ』の結婚シーンに憧れ
映画『風立ちぬ』のブルーレイ&DVD発売に合わせて制作された巨大新聞「GIANT PAPER 『大きな風立ちぬ ~宮崎駿とジョン・ラセター ふたりのこと~』」の出版記念イベントが16日、代官山・蔦屋書店で行われ、先日年上の一般男性と入籍したばかりの女優・加藤夏希が出席した。手元に結婚指輪を光らせた加藤は「『風立ちぬ』に登場する結婚式のシーンはうらやましい。和装もいいなと思いました」と自身のプライベートに重ねて目を輝かせていた。
同巨大新聞は、新聞よりひとまわり大きいサイズ(縦67センチ×横48センチ)に紙面20ページを使ったフリーペーパー。『トイ・ストーリー』でピクサーを一躍有名にしたアニメーション監督で、ディズニー / ピクサーのチーフ・クリエイティブオフィサー、ジョン・ラセターと宮崎駿監督の20年にわたる友情関係を、鈴木敏夫プロデューサーの証言や貴重な写真で紹介し、作品評論なども含めて『風立ちぬ』をより深く堪能できる内容になっている。
アニメファンとしても知られる加藤は「GIANT PAPER」を読んだ感想として「宮崎監督とラセター監督の出会いと、二人の道のりがよくわかりました。作品に対する姿勢が違うのに、それでも理解し合える関係性って素晴らしいですね。もう一度、『風立ちぬ』をじっくり見てみたいです」と語っていた。
また、『風立ちぬ』については「庵野秀明監督が主人公の声ということ、キスシーンが多いことなど、驚かされることが多かったです。男女が思いやるとは、こういうことなんだなとも知りました。あとわたし、入籍はしたけれど、結婚式はまだなので、(作中の)急きょ行われるあの結婚のシーンは憧れますね」と乙女心をのぞかせていた。
イベントには加藤のほかに、「GIANT PAPER」を企画・編集したブックディレクターの幅允孝と、執筆者の一人で文芸評論家の市川真人も出席した。(取材・岸田智)
映画『風立ちぬ』ブルーレイ&DVDは6月18日発売
「GIANT PAPER 『大きな風立ちぬ ~宮崎駿とジョン・ラセター ふたりのこと~』」は6月18日より全国100店のDVD販売店、書店、風立ちぬ原画展などで配布(なくなり次第終了)