篠田麻里子、まゆゆが1位になり「アイドルグループらしくなった」
元AKB48の篠田麻里子が17日、映画『her/世界でひとつの彼女』の公開記念トークショーに出席し、先日行われた「AKB48 37thシングル選抜総選挙」で渡辺麻友が1位を獲得したAKB48について「アイドルグループらしくなった」と感想を口にした。
篠田は総選挙直前、渡辺の1位を予想しており、見事に的中。「もちろん(前回の)さっしー(指原莉乃)の1位も面白かったし、魅力ではあったけど」と前置きした上で、新女王に輝いた渡辺については「今までずっと後輩のイメージだったけど、それが一気に先輩に見えたというか、心強い存在になったような気がしました。『王道のアイドル・まゆゆ』っていうイメージだからこそ、(AKB48も)王道のアイドルになったなと思いました」と明かした。
渡辺とは「その日にメールをしましたし、次の日にも会いました」という篠田。「(渡辺が)きらきらしていたし、普段見ている以上にテレビで輝いているように見えたので、それを本人にも伝えました。本人も喜んでくれて、『頑張ります』と言っていました」と渡辺とのやりとりも笑顔で紹介した。
この日は篠田が大ファンだという鬼才スパイク・ジョーンズ監督の新作のトークショーに出席。人工知能型OSの声に惹(ひ)かれる主人公と、その恋のてん末を描いた内容について、「言葉だけでなく、映像だけでも魅せられる作品。OS側の女子の気持ちになって、切ないとかつらいという気分になった」と共感したらしく、「ちょっとした遠距離恋愛のよう。近いようですごく遠い恋愛。声だけでなく、そばにいるぬくもりも大事だなと思いました」と感想を漏らしていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『her/世界でひとつの彼女』は6月28日より新宿ピカデリーほかにて全国公開