AKB48木崎ゆりあ、本格時代劇に初挑戦!町娘役で広末涼子と共演!
人気アイドルグループAKB48の木崎ゆりあが、中井貴一、阿部寛、広末涼子らが出演する映画『柘榴坂の仇討』で本格時代劇に初挑戦したことがわかった。
映画『鉄道員(ぽっぽや)』など数多くの著作が映画化されてきた人気作家・浅田次郎による短編集の一編を映画化した本作。安政7年、主君の大老・井伊直弼を桜田門外で暗殺された彦根藩士・志村金吾と、敵である佐橋十兵衛が、皮肉にも新政府によりあだ討ちが禁止となった13年後に刀を交えるまでを描く。金吾役を同じく浅田原作の『壬生義士伝』にも主演した中井が務め、阿部は十兵衛を、広末は金吾の妻セツを演じる。
戦国時代へとタイムスリップする高校生たちを描いた『ギャルバサラ -戦国時代は圏外です-』に出演したこともある木崎だが、本格時代劇はこれが初。劇中では、広末ふんするセツと共に居酒屋で働く町娘のユキを演じ、念願だったという京都における撮影に参加した。
実力派キャストとの共演に木崎は「共演者の皆様の演技を間近に観ることができてとても勉強になることが多かったです」と喜びのコメント。当時のセリフ回しには苦労したようで「普段の言葉使いとは全然違うところは難しくて、たくさん怒られましたが、その分たくさん学ぶことがあり、お芝居ももっと上手になりたいなと思いました」と明かす一方で、貴重な経験に「和服、げたもすぐに慣れて心地良くなっていたので撮影が終わってしまうのが寂しかったです」と語っている。
同作には、19年ぶりの映画出演となる中村吉右衛門をはじめ、高嶋政宏、真飛聖、吉田栄作、堂珍嘉邦、近江陽一郎、藤竜也らも出演。『沈まぬ太陽』の若松節朗監督がメガホンを取り、音楽を久石譲が担当するなど、一流のキャスト・スタッフが勢ぞろいしている。(編集部・入倉功一)
映画『柘榴坂の仇討』は9月20日より全国公開