『スター・ウォーズ』の“ディズニー化”を食い止めろ!? 傑作ドキュメンタリー第2弾が製作へ
『スター・ウォーズ』ファンが同シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスに抱く、愛憎の入り混じった複雑な感情を描いたドキュメンタリー映画『ピープルvsジョージ・ルーカス』の続編が製作される。
『ピープルvsジョージ・ルーカス』は、エピソード4~6のいわゆる旧3部作で熱狂的な『スター・ウォーズ』ファンとなった人々が、後に発表された「特別篇」、そして新3部作(エピソード1~3)に反発する姿をユーモラスに描いたドキュメンタリー。日本でも2012年に公開され、製作者とファンの対立というテーマが話題を呼んだ。
新作『スター・ウォーズ/エピソード7(仮題)』と同じ2015年12月の公開が予告されている続編のタイトルは『ザ・ピープル vs ジョージ・ルーカス-エピソードII(原題) / The People vs. George Lucas - Episode II』。オフィシャルサイトによると、今作のテーマは「ルーカスがいない『スター・ウォーズ』の未来はどうなるか?」だといい、ディズニーが製作することになった新『スター・ウォーズ』シリーズをめぐるファンの悲喜こもごもにスポットを当てていく。
『スター・ウォーズ』生みの親であり、新3部作を監督したルーカスだが、『スター・ウォーズ/エピソード7(仮題)』の製作にはタッチしないことを公言している。これまでルーカスの横暴(?)に耐えてきたファンの中には、ほっとしている人がいる反面、ディズニーによる製作を不安視する人も少なくない。同作では、そんなファンの複雑な心理をすくい上げることになりそうだ。(編集部・福田麗)