実写『海街diary』、綾瀬はるか＆長澤まさみ＆夏帆＆広瀬すずの美女4姉妹が結成！
吉田秋生の人気漫画を、是枝裕和監督が実写化する映画『海街diary』で、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが4姉妹として共演することがわかった。
是枝監督がかねてより映像化したいと考えていたという本作。鎌倉で暮らす3姉妹、幸、佳乃、千佳が、長い間会ってもいなかった父の葬儀のため山形に向かった先で初めて出会った異母妹すずを、自分たちと暮らすよう誘ったことをきっかけに物語が展開する。綾瀬は看護師で家長である責任を強く感じている長女・幸、長澤は酒好きで年下の男に弱いOLの次女・佳乃、夏帆はスポーツ用品店で働くマイペースな三女・千佳、広瀬はサッカーが得意な異母妹の四女・すずをそれぞれ演じる。
キャスティングについて是枝監督は、「まず『今、誰を撮りたいか』を最優先に考えました。もちろん姉妹に見えるよう4人の相性やバランスも重視しましたが、理想的な4姉妹が出来上がったと思っています」と満足げな様子。また長女役の綾瀬について「綾瀬さんはどちらかというと、自由な次女の役のほうが彼女のこれまでの役のイメージに近いと思うのですが、彼女の別の顔を撮りたいと思いました」と今作でさらに一皮むけた彼女が見られることを示した。
それに応えるように綾瀬は「本格的な撮影は夏からですが、先日少しだけ撮影しました。早朝ということもあり、わたしにとっては静かに始まった作品ですが、監督やスタッフの皆さん、共演者の皆さんと、海街鎌倉に暮らす姉妹たちの息吹きを感じるような物語をお届けしたいと、新たな挑戦に心は燃えています」とチャレンジ精神を明かしている。
その場にいたスタッフ満場一致で決定したというすず役の広瀬には、是枝監督も「役に入り込み太い芝居をする、将来がとても楽しみな女優さんです」と期待のコメント。広瀬は「役名が名前と同じ『すず』ということにびっくりしました。役名を聞いて、『すず』が一気に近い存在になりました。初めて台本を読まずに撮影に挑みます！ わたし自身とてもプレッシャーや不安はありますが、全力を出してすてきな作品にしたい、と強く思っています」と語っている。（編集部・井本早紀）
映画『海街diary』は2015年初夏、全国公開