金正恩第1書記、自身の暗殺コメディーを鑑賞予定!セス・ローゲンは「気に入るといいな」と期待
北朝鮮の金正恩第1書記が、自身の暗殺を題材にしたジェームズ・フランコ&セス・ローゲン共演のコメディー映画『ジ・インタビュー(原題) / The Interview』(10月全米公開)を鑑賞予定であることがわかった。北朝鮮の非公式報道官である金明哲氏がTelegraphに明かした。
『ジ・インタビュー(原題)』は、金正恩第1書記を北朝鮮でインタビューすることになったトーク番組のおバカなプロデューサーと司会者(ジェームズとセス)が、CIAに同氏を暗殺するよう依頼されたことから巻き起こる騒動を描くコメディー作品。セスは『スーパーバッド 童貞ウォーズ』のエヴァン・ゴールドバーグと共に監督、脚本も務めている。
金明哲氏は、先日には過激な予告編も公開された本作について「海外のリーダーを暗殺するというこの映画の内容は、アメリカがアフガニスタン、イラク、シリア、ウクライナでやってきたことそのもの。誰がケネディーを殺したのか忘れるな、アメリカ人だっただろう」と批判。かなり頭にきているのか「オバマ大統領の方こそ、アメリカ軍に暗殺されないよう気を付けるように」と警告している。それでも金正恩第1書記は映画が公開されれば鑑賞予定とのこと。
セスはこのコメントを受けて「金正恩は『ジ・インタビュー(原題)』を観る予定らしいよ。気に入るといいな!!」と批判などどこ吹く風でツイートしている。(編集部・市川遥)