スウェーデン発の最強ぽっちゃりヒロイン!かわいすぎる『なまいきチョルベンと水夫さん』本編映像が公開
「長くつ下のピッピ」などで知られるスウェーデンの児童文学作家アストリッド・リンドグレーンが生んだ愛すべきぽっちゃり少女・チョルベンを主人公にした映画『なまいきチョルベンと水夫さん』(1964)が7月19日よりついに日本公開される。このたび本編映像が公開され、チョルベンと彼女の妹分スティーナのかわいすぎるやりとりや、オシャレな北欧ファッションなど同作の色あせない魅力が明らかになった。
『なまいきチョルベンと水夫さん』は、リンドグレーンのロングセラー「わたしたちの島で」(岩波書店)を『長くつ下のピッピ』シリーズのオーレ・ヘルボム監督が映画化したスウェーデン映画。手つかずの美しい自然が残る避暑地ウミガラス島を舞台に、物おじせずに大人もやり込めてしまうチョルベンと愛犬の水夫さん、休みになると島に住むおじいさんを訪ねてやってくるスティーナたちのにぎやかな日常が描かれる。
今回公開された映像は、「カエルはキスされると王子さまに戻る」と信じるチョルベンとスティーナが、カエルにキスして王子さまに変えて、大好きなお姉さんのマーリンとくっつけようとする場面のもの。そこにたまたまヨットで島にやってきた青年ペーテルが現れたため、チョルベンたちは早速マーリンに紹介。並んで歩くペーテルとマーリンを、2人が歌を歌いながらスキップして追い掛ける……というとびきりキュートな本作の世界観を凝縮した映像になっている。
製作50周年という節目の年に、デジタル修正され、美しくよみがえった映像で劇場初公開となる本作。一度見たら絶対に忘れられない強烈なキャラクターのチョルベンは、日本でも多くの人々を魅了はずだ。(編集部・市川遥)
映画『なまいきチョルベンと水夫さん』は7月19日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開