これが『美女と野獣』フランス実写版!日本公開が決定!
醜い野獣と身も心も美しい娘による真実の愛を描いた名作ファンタジーを、フランスで実写化した映画『美女と野獣』の日本公開日が、11月1日に決定した。
フランスで生まれた民話を基に、小説に映画、ミュージカル、アニメーションと、形を変え語り継がれてきた「美女と野獣」。本作では、1740年にヴィルヌーヴ夫人が最初に執筆したとされている原作小説を基に、父の身代わりに野獣の城にとらわれた美しい娘ベルと野獣が、城での触れ合いを経て見いだす愛が、隠され続けてきた野獣の過去にスポットを当てて描かれる。
公開された日本版ポスターには、日本でも広く親しまれているディズニーのアニメ版とは一味違った、威厳ある野獣の顔が描かれている。野獣を演じるのは、『ブラック・スワン』のヴァンサン・カッセル。さらに美しきヒロイン・ベルは、『アデル、ブルーは熱い色』でカンヌ国際映画祭史上初となる、主演女優へのパルム・ドールに輝いたレア・セドゥが演じており、実力派同士の演技合戦も見どころとなりそうだ。
メガホンを取ったのは、映画『サイレントヒル』のクリストフ・ガンズ監督。日本発の大ヒットホラーゲームの残酷ながらも美しい世界を、見事に実写化してみせた気鋭監督が、珠玉のラブストーリーを、どのように演出しているのか。「美女と野獣」といえば、先日ディズニーが手掛けるアニメの実写化や、エマ・ワトソン主演の実写版と、少なくとも2本の製作が進行しているが、まずは本国フランス版の出来が注目を浴びることになりそうだ。(編集部・入倉功一)
映画『美女と野獣』は11月1日よりTOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国公開