「ハリポタ」新作小説が発表!ハリーは30代白髪交じりに
世界的ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズの著者であるJ・K・ローリングが現地時間8日、34歳になったハリー・ポッターを描いた新作短編「Dumbledore's Army Reunites(訳:ダンブルドア軍団再集結)」を体験型読書サイト「Pottermore」で発表した。
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約1,500字の新作短編は、悪意あるゴシップ記事でおなじみの記者リータ・スキーターが、白髪交じりで頬には新しい謎の傷がある30代のハリーについて描写した……という体で書かれたもの。「34歳目前の有名な闇祓いの髪には、数本の白髪が見られる。今でも独特の丸メガネをかけているが、センスのない12歳向きのメガネだという人もいるだろう」とつづられている。
リータは、クィディッチ(魔法使いがほうきに乗って空中で行う架空の競技)・ワールドカップの決勝戦を観戦しにきたハリーと2人の息子たち、ジェームズとアルバスを見つけ、その様子を報じている。ハリーの妻ジニーはワールドカップのレポーターをしているのだが、リータによると彼らの結婚生活は暗礁に乗り上げているらしい。
会場には、魔法法執行部の副長となったハーマイオニーといたずらグッズ専門店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」の共同経営者となったロン、ルーナ・ラブグッドとネビル・ロングボトムもおり、リータは、ホグワーツ魔法魔術学校の薬草学教授となったネビルにはアルコール依存症の可能性があると書き立てている。
ハリー・ポッターのキャラクターたちに息が吹き込まれるのは、シリーズ最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」が出版されて以来実に7年ぶり。(BANG Media International)