「ストリートファイター」がまたも実写化!今度の舞台は日本!
カプコンの人気格闘ゲーム「ストリートファイター」が、『ストリートファイター 暗殺拳』としてまたも実写化された。ゲームの大ファンだというジョーイ・アンサー監督が「ゲームに忠実な映画を作りたい!」という熱い思いで作り上げた同作は8月2日、ヒューマントラストシネマ渋谷にて1度限りの特別上映を行う。
ゲーム「ストリートファイター」はカプコンが1987年に発売した格闘ゲーム。後にシリーズ化され、日本のみならず世界中で“格ゲー”ブームを巻き起こした。1994年にはジャン=クロード・ヴァン・ダム主演で実写化した『ストリートファイター』が、2009年には同作の人気キャラクター・春麗(チュンリー)をフィーチャーした『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』が公開された。
新たな実写化作品となる『ストリートファイター 暗殺拳』は日本を舞台に、ゲームでもおなじみの「波動拳」のルーツに迫った意欲作。リュウとケンの師匠であり、古来の秘拳・暗殺拳の達人である剛拳の過去を、その弟・豪鬼との対立を軸に描く。CGなしの格闘シーンをはじめ、ゲームの世界観に忠実に寄り添った作品となっている。
アンサー監督は本作に先立ち、2010年にショートフィルム『ストリートファイター レガシー』を制作。同作は公開されるやいなやファンの間で話題となり、現在までに再生回数500万回を超える人気動画となった。本作はその短編を受けて制作されただけあって、細部へのこだわりは確かなもの。ヴァン・ダムの『ストリートファイター』から20年、ようやくファンのお眼鏡にかなう作品が誕生したといえそうだ。
出演者には、国際的に活躍する尚玄をはじめ、玄里、小家山晃、伊川東吾、ハル・ヤマノウチといった日本出身俳優が多数名を連ねている。(編集部・福田麗)
『ストリートファイター 暗殺拳』は8月2日、ヒューマントラストシネマ渋谷にて上映 トークショー・来場者全員特典あり