とにかく爆発させとけ!『トランスフォーマー』新作、撮影ウラ特別映像が公開!
『アルマゲドン』などのマイケル・ベイ監督が放つ、人気SFアクションシリーズの3年ぶりの新作『トランスフォーマー/ロストエイジ』の撮影裏に迫った特別映像が公開された。同作は、映画として史上初めてIMAX 3Dデジタルカメラを全編で使用しており、迫力あふれる映像が見どころ。今回の映像では、爆破シーンなどのメイキングも含んでいる。
IMAX 3Dデジタルカメラによる映像は、まるで観客が映画の世界に放り込まれたかのような臨場感が最大の特徴。本作でベイ監督は空中戦を多用しており、超高価なIMAX 3Dカメラをビルから吊るして真っ逆さまにするなど、怖いもの知らずなところを見せつけている。そのかいあって、高層ビルが並ぶ香港のシーンではスペクタクルとスピード感が一気に押し寄せる仕上がりになっており、ベイ監督も「最高の映像が撮れたよ。観客に今までにない臨場感を与えたかった」と豪語する。
そして本作では、ベイ監督の実撮と爆破への飽くなきこだわりにも要注目。今月発売のRolling Stone誌では、監督作品の爆破ベストテン企画が組まれるなど、かねてより“爆破王”として知られているベイ監督だが、CGに頼りっきりになるのではなく、可能な限り実際に撮影するのがそのスタイル。今回の映像には殺傷範囲ギリギリの火薬を仕込んだ爆発の中を、マーク・ウォールバーグら俳優陣が駆け抜けるシーンのメイキングが盛り込まれており、ベイ監督のこだわりが垣間見える。
すでに北米で公開されている本作は興行収入1億ドル(約100億円・1ドル100円計算)を超える本年度最大のオープニング成績を残し、全世界でも6億ドル(約600億円)を突破。名実共に今年の夏を代表する大作となっている。(編集部・福田麗)
映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』は8月8日より全国公開