ブロードウェイの伝説的女優エレイン・ストリッチさん死去 89歳
トニー賞に4度ノミネート、エミー賞にも3度輝いたブロードウェイの伝説的女優エレイン・ストリッチさんが、現地時間7月17日、糖尿病のためミシガン州の自宅で亡くなった。89歳だった。Varietyなどが報じた。
エレインさんは1944年のデビュー後、舞台・テレビ・映画で60年以上にわたって活躍してきた女優。ブロードウェイでは「バス・ストップ(原題) / Bus Stop」「ア・デリケイト・バランス(原題) / A Delicate Balance」「カンパニー(原題) / Company」などが代表作だ。
2002年には一人芝居「エレイン・ストリッチ・アット・リバティ(原題) / Elaine Stritch at Liberty」が、最優秀特別舞台イベント賞を受賞した。ブロードウェイの巨匠、スティーヴン・ソンドハイムと長年組んできたことでも知られている。
テレビでは「30 ROCK/サーティー・ロック」で、アレック・ボールドウィン演じるジャック・ドナギーの母親コリーンとして知られる女優となった。
映画では、『武器よさらば』『おいしい生活』『オータム・イン・ニューヨーク』などに出演。2013年には、エレインさんを映したドキュメンタリー『エレイン・ストリッチ:シュート・ミー(原題) / Elaine Stritch: Shoot Me』が製作されている。(澤田理沙)