ハリウッド実写版『AKIRA』に『オール・ユー・ニード・イズ・キル』脚本家が参加
大友克洋の人気作品『AKIRA』のハリウッド実写版に、桜坂洋のライトノベルをトム・クルーズ主演で映画化した『オール・ユー・ニード・イズ・キル』で草稿を担当した脚本家のダンテ・ハーパーが参加していることがわかった。
Deadline.comによると、ハーパーは現在、米ワーナー・ブラザースの下、『アンノウン』や『フライト・ゲーム』のジャウマ・コレット=セラ監督がメガホンを取る実写版『AKIRA』の脚本を執筆中とのこと。ハーパーは『オール・ユー・ニード・イズ・キル』で草稿を執筆したものの、クレジットはされていない。直近では、ヴィン・ディーゼル主演のアクション映画『ザ・ラスト・ウィッチ・ハンター(原題) / The Last Witch Hunter』の草稿も担当している。
『AKIRA』は大友が発表した漫画、ならびに同作を原作にしたアニメーション映画。近未来の東京を舞台に、超能力を持った少年・アキラをめぐる攻防が描かれている。ハリウッド実写版については2002年ごろより製作が報じられているが、製作中止や監督交代を繰り返してなかなか形になっていない。(編集部・市川遥)