人気声優・小野大輔、「小野シャルD」が新愛称?
「小野D」などの愛称で知られる人気声優の小野大輔が2日、都内で行われた『新劇場版 頭文字D Legend1 -覚醒-』完成披露試写会に来場し、共演の宮野真守らから「小野シャルD」なる新愛称を命名された。この日は小野、宮野のほか、中村悠一、白石稔、土田大、CGプロデューサーを務めた松浦裕暁も登壇した。
『新劇場版 頭文字D Legend1 -覚醒-』フォトギャラリー
しげの秀一による人気コミック「頭文字D」の劇場版アニメ新3部作の第1弾となる本作。この日は、人気声優の集結で大勢の観客が来場し、映画上映後に宮野たちが登場すると、割れんばかりの歓声に包まれた。
その様子を見た宮野は「人気のある、歴史のある作品なので、オーディションのときからドキドキでプレッシャーでしたが、『Legend1 -覚醒-』は始まりの物語なので、(宮野ふんする)高校生の拓海が抱えている、思春期のうずうずした思いを演じられたらいいなと向かっていきました」とあいさつ。
さらに小野の番になると、まわりの声優陣が「(本作予告編の口調で)小野シャルD 、覚醒!」などとはやし立て、場内は爆笑。小野自身は「俺が覚醒するわけじゃない」と苦笑いしつつも、「ものすごく熱い作品だなと実感しています。しげの先生のタッチは線が太いので、その作品からの熱量をフィルムにも注ぎたいと思いました」と付け加える。
その言葉を受けた松浦が「先ほど小野さんが言った通り……、ではなく小野シャルDさんが」と言い直すなど、この日のイベント中では「小野シャルD」がすっかり定着した様子。
続けて「今回は漫画に寄せるというところも開発したんですが、そこでしげのさんの絵のタッチを『Dタッチ』と呼んでいた。それから車の後ろから何かが出てきているので、それを『Dエフェクト』と呼んでいた。今回は手書きとCGをなじませて頑張りました」と松浦が解説すると、会場からは大きな拍手が寄せられた。(取材・文:壬生智裕)
『新劇場版 頭文字D Legend1 -覚醒-』は8月23日より全国公開