リメイク版『キックボクサー』に『マッハ!』トニー・ジャー!
アクション俳優として名をはせたジャン=クロード・ヴァン・ダムが1989年に出演したカルト的人気を誇る映画『キックボクサー』のリメイク作品に、タイのアクションスター、トニー・ジャーが出演することがThe Hollywood Reporterほか複数のメディアで報じられた。
本作は、映画『ラスト サムライ』で製作総指揮を務めたレイダー・ピクチャーズのテッド・フィールドと元プロボクサーのブライアン・オシェアの製作会社ザ・エクスチェンジが企画している3D作品で、監督は映画『太極(TAI CHI)』シリーズのスティーヴン・フォン。
『パシフィック・リム』でスタントマンを務めたアラン・ムッシが主役を務め、格闘界でおなじみのUFCのジョルジュ・サンピエールとWWEのデヴィッド・バウティスタの参加もすでに決定しており、このたび新たに『マッハ!』シリーズのトニー・ジャー、『ザ・ヘラクレス』のスコット・アドキンスが加わったようだ。
オリジナル版のストーリーは、空手の世界チャンピオンとなった兄エリックが香港で半身不随にされ、弟カートがその復讐(ふくしゅう)を果たすというもの。格闘界のスターとアクションスターが結集した興味深い作品になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)