「ドラえもん」3Dが大人からの圧倒的支持でナンバーワン!
映画週末興行成績
興行通信社が11日に発表した土日2日間(9日~10日)の全国映画動員ランキングでは、国民的コミック「ドラえもん」を初めて3DCGアニメ化した『STAND BY ME ドラえもん』が初登場1位を獲得した。
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全国319スクリーンで公開された同作は、55万4,911人を動員。男女比は47対53とほぼ半々で、20代が21.5%、30代と40代がそれぞれ20.4%、小学生までの子供たちが20.4%を占めた。今年3月に公開された『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』の小学生以下の割合が約55%だったことから、本作がいかに大人に訴求したかがうかがえる。金曜からの3日間興行収入は9億8,825万7,700円。
マイケル・ベイ監督が手掛けるSFアクション超大作『トランスフォーマー/ロストエイジ』は3位に初登場。全国760スクリーン公開で、動員30万2,992人、興収4億8,528万1,100円を記録した。初日からの3日間興収は6億5,000万円を突破。3Dが全シェアの71%を占めるなど、革新的な映像表現が高い支持を集めているもようだ。
週刊漫画雑誌「モーニング」(講談社)で連載中の人気コミックを原作者・小山宙哉によるオリジナル脚本でアニメ映画化した『宇宙兄弟#0(ナンバーゼロ)』は5万8,834人を動員し8位に初登場。全国210スクリーン公開で、興収は7,861万5,500円となった。
先週、首位デビューの『るろうに剣心 京都大火編』は2位にランクダウンしたものの、累計で動員151万5,132人、興収19億5,397万1,800円を記録。また公開6週目を迎えた『マレフィセント』も4位にランクダウンしたが、先週末の動員は13万5,198人と前週比81%で推移し、公開37日間で動員397万人、興収52億円を突破した。今週5位キープの『思い出のマーニー』、7位にランクダウンした『GODZILLA ゴジラ』も、それぞれ累計興収20億円を突破している。
今週末は能年玲奈主演の話題作『ホットロード』が公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【2014年8月9日~10日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(NEW) 『STAND BY ME ドラえもん』:1週目
2(1)『るろうに剣心 京都大火編』:2週目
3(NEW)『トランスフォーマー/ロストエイジ』:1週目
4(3)『マレフィセント』:6週目
5(5)『思い出のマーニー』:4週目
6(4)『ポケモン・ザ・ムービー XY/破壊の繭とディアンシー』:4週目
7(2)『GODZILLA ゴジラ』:3週目
8(NEW) 『宇宙兄弟#0(ナンバーゼロ)』:1週目
9(6)『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』『烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS』:4週目
10(7)『好きっていいなよ。』:5週目