安藤美姫、バッシングで号泣
フィギュアスケーターの安藤美姫が16日、お台場で行われている夏のイベント「お台場新大陸」内の「すぽると!ドリームパーク」トークイベントに出席し、集まったファンから愛娘の様子を聞かれ「今1歳4か月で、もう走っています。結構元気です、すくすく育ってくれています」と笑顔で報告した。
プライベートでも仲良しで、司会を務めた元フィギュアスケーターの中野友加里と共に、昨年、競技に復帰した際の思いや近況、将来の夢などについて語った安藤。復帰ついては「もどかしいこともすごくあったけど、毎日自分の体が変わったり自分のスケートが戻ってきたり、シングルジャンプからやり直して子供の頃に戻った気持ちで、すごくスケートが好きなんだなと思えました。毎日が記念日です」と充実感を口に。
その一方で、出産を発表したときには世間からバッシングされたことなどから「ハッピーばかりじゃなかったから大泣きしたときもあったけど、娘もいたのでそこは頑張りました」と語った安藤。復帰にあたり娘の存在は「すごく大きかった」といい、「娘の前で泣くのは良くない、とにかく笑って接したいと思ったので、家にスケートは持ち帰らず、家族との時間を大切にしていました」と話した。さらに、ファンの応援に勇気づけられたといい「この1年は演技に感謝の気持ちを込めて、どれだけ1試合でも多く滑れるかと思いながら過ごしていました」と感謝の気持ちも明かした。
今の夢は「コーチになること」。「9歳でフィギュアスケーターになってから持った夢がコーチになること。まだ夢をかなえていないので、かなえたいです。子供たちに夢を与える先生になりたいし、オリンピックに行くとかじゃなくて趣味でもいいし、もっと身近に感じてもらえるようになりたい」と希望を膨らませていた。(中村好伸)
「お台場新大陸」は8月31日まで開催