平野綾に「寄生獣」ミギー役はキモかわを目指すと決意!
タレントで声優の平野綾が15日、都内で行われたテレビアニメ「寄生獣 セイの格率」記者会見に出席、主人公の右手に寄生するパラサイト、ミギー役に決まった心境を語った。この日は島崎信長(泉新一)、花澤香菜(村野里美)、田中敦子(田宮良子)、安野希世乃(立川裕子)、前田玲奈(鈴木アキホ)も出席した。
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昔から原作ファンだったという平野は、ミギー役のオファーを受け、「昔から原作が大好きだったからこそ、正直、何でわたしがミギーなんだろうと思いました。漫画を読んでいた時は男性の声をイメージしていたので」と戸惑いを隠さなかったが、これからアフレコに挑むにあたり、「自分にできるのかと不安もありますが、アニメならではの、自分のミギーを作れたら」と決意を語った。
さらに、ミギーについて「ミギーが動いている絵を見たら、本当に動きが細かくてリアルで、より気持ち悪くなっていました。見た瞬間、引き込まれるなという感じ。キモかわを目指します」と笑いながら付け加えた。
また、ヒロイン里美役の花澤は、オーディションの前にマネージャーから「これは俺の人生のバイブルだ」と言われて、オーディション台本を渡されたという。「グロテスクな描写が前に出がちですが、それは重要ではなくて、その奥にあるものが深い作品だなと。これはやれたらとてもうれしいなと思い、オーディションを受けました。オーディションに合格して、マネージャーとハイタッチしました」と笑顔を見せた。
平凡な高校生・泉新一と彼の右手に寄生したパラサイト、ミギーの奇妙な友情と戦いを描く本作は、累計1,100万部の売上を誇る岩明均の人気コミックのアニメ化作品。11月29日には、同作を二部作で実写化する染谷将太主演の映画版第1部の公開も予定されている。この日の会見では、追加キャストとして、田中、安野、前田のほか、沢城みゆき(君島可奈)、浦上(吉野裕行)の参加も発表された。(取材・文:壬生智裕)
アニメ「寄生獣 セイの格率」は10月より日本テレビほかにて放送スタート