強いぞ『ミュータント・タートルズ』がV2!『エクスペンダブルズ3』は4位デビュー
全米ボックスオフィス考
先週末(8月15日~8月17日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、映画『ミュータント・タートルズ』が興行収入2,852万3,147ドル(約28億5,231万4,700円)を稼ぎ出しV2を飾った。マーベルのヒーロー集団を描いた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は2位(公開3週目)、豪華アクションスターが結集した『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』は4位(公開1週目)とカメのヒーローたちには及ばなかった。(数字はBox Office Mojo調べ、1ドル100円計算)
タートルズがヒューマンビートボックスを披露!映画『ミュータント・タートルズ』特報第2弾
2位に甘んじた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』だが興収は2,511万5,564ドル(約25億1,155万6,400円)と1位との差はわずかで、累計興収は2億2,266万1,385ドル(約222億6,613万8,500円)を突破。同じくマーベル作品『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の累計興収2億5,974万6,958ドル(259億7,469万5,800円)を抜くのは時間の問題だ。
パーティーのために警官のコスチュームを着ていた二人組(ジェイク・ジョンソンとデイモン・ウェイアンズ・Jr)が本物のギャングの抗争に巻き込まれるさまを描いたコメディー『レッツ・ビー・コップス(原題) / Let's Be Cops』は低予算の作品ながら初登場3位と好調。
同じく初登場の『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』は、シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、メル・ギブソン、ハリソン・フォード、アーノルド・シュワルツェネッガーら豪華アクションスターが集ったものの興収1,587万9,645ドル(約15億8,796万4,500円)と不発で、これは前作『エクスペンダブルズ2』のオープニング興収から43%ダウンという数字だ。不振の理由の一つには公開前に海賊版がインターネット上に出回り、すでに200万回以上ダウンロードされていることが挙げられている。
今週末公開作品は、『シン・シティ』の続編である『シン・シティ:ア・デイム・トゥ・キル・フォー(原題) / Sin City: A Dame to Kill For』、クロエ・グレース・モレッツ主演の感動作『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』、伝説的なフットボール・コーチのボブ・ラドゥスールを描いた『ウェン・ザ・ゲーム・スタンズ・トール(原題) / When the Game Stands Tall』など。(編集部・市川遥)
8月15日~8月17日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ミュータント・タートルズ』
2(2)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
3(初)『レッツ・ビー・コップス(原題) / Let's Be Cops』
4(初)『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』
5(初)『ザ・ギバー(原題) / The Giver』
6(3)『イントゥ・ザ・ストーム』
7(4)『ザ・ハンドレッドフット・ジャーニー(原題) / The Hundred-Foot Journey』
8(5)『LUCY/ルーシー』
9(6)『ステップ・アップ・オール・イン(原題) / Step Up All In』
10(7)『ヘラクレス』