「HERO」裏話 検事役吉田羊が明かす台本翻訳
現在放送中のフジテレビの月9ドラマ「HERO」に、馬場検事役として出演している吉田羊が、自身のオフィシャルブログでドラマの裏話を明かした。
「そげん。」というタイトルで26日に投稿された記事では、第7話で吉田が言った「そげん」というせりふのニュアンスがわからない人がいることに触れた上で、「そげん」は「そうよ」の意味を持つ久留米弁であると解説した。
さらに、「あのシーンの台本は全て標準語で書いてありまして、久留米弁にどう翻訳するかは完全に任されていたわけです」とドラマの裏話を明かすと、「久留米を離れて久しい最近の私は、家族と電話で話すときに久留米弁に戻る程度の使用頻度。しかもそれがセリフとなると、普段の喋りとは勝手が違い、なかなか苦労しました」と久々の方言に苦戦しながら馬場検事を演じたことを告白した。
ファンからは「最後のシーンで急に久留米弁になったので、福岡出身の私はめっちゃテンションあがりました」「テレビのドラマで、久留米弁聞けるなんて、がば嬉しかった」「女優さんの出身地などを活かしての方言を使うなんて粋ですね。方言って人間味が深く感じられて良いですね」などのコメントが寄せられており、高評価を得ている。
「HERO」は木村拓哉が主演を務める人気検事ドラマ。本作は第1期にあたる2001年の放送以来13年ぶりとなる連続ドラマで、毎回高視聴率を獲得していることで注目を浴びている。吉田は被疑者を冷ややかに追い詰める気が強い検事・馬場礼子を演じ、話題を呼んでいる。(編集部・吉田唯)
ドラマ「HERO」は毎週月曜午後9時よりフジテレビ系で放送中