『ヱヴァ新劇場版』謎のロゴ「EVANGELION:3.0+1.0」現る
5日、人気アニメ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの第3弾「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:Q TV版+巨神兵東京に現わる 劇場版 TV版」が日本テレビ系で放送され、本編終了後に「EVANGELION:3.0+1.0」という謎めいたロゴのみが発表。新たな予告編などの放送はなかった。
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2011年に「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 TV版」が放送された際には、『Q』の予告編と共に公開時期が明らかになっていた同シリーズ。そのため今回の放送でも、タイトルのみが明らかになっていた最終作『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』について何らかの発表があるものとファンの間で予想されていたが、予告編の放送はなく、「NEXT」の文字に続けて「EVANGELION:3.0+1.0」という新たなロゴが表示されるにとどまった。
発表に合わせ、シリーズのオフィシャルサイトも更新され、それまで「FINAL」と表示されていた最終作へのリンクが「3.0+1.0」に変更。ページには「NEXT EVANGELION:3.0+1.0」のロゴだけが表示されている。「3.0+1.0」の数字が何を意味するのかについて、すでに視聴者の間では「『序』(1.0)と『Q』(3.0)がつながる?」など、ツイッター上などでさまざまな憶測が広がっている。正式なタイトルなのかも定かではなく、Nの文字だけが二重に表示されていることなど、新たな情報が明らかになるまでファンの間で議論を呼ぶことになりそうだ。
1995年~1996年にかけてテレビ放送され、社会現象となった人気アニメを、最先端の映像と音楽で再構築した『新劇場版』シリーズ。2011年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は、公開初日の土日2日間で動員77万1,764人、興行収入11億3,100万4,600円という驚異的な成績で初登場首位を獲得。公開前後から再びブームを巻き起こし、最終興収はシリーズ最高となる53億円を記録している。「EVANGELION:3.0+1.0」はそんな大ヒットシリーズの完結編として、これまで以上の話題作になることは必至だ。(編集部・入倉功一)