t.A.T.u.のユリヤ・ヴォルコヴァ レズの娘はOK、ゲイの息子は許さない
ロシアのポップデュオt.A.T.u.のユリヤ・ヴォルコヴァが、もし息子がゲイだったら許さないとウクライナのトークショーで語ったと英Independentが報じた。
ユーリャには娘と息子がいるが、娘がレズビアンであっても耐えられるが息子は別だと答えている。「息子がゲイだったら非難します。真の男は真の男であるべきです。神は子孫を残すために男性を作ったんです。それが自然なこと。わたしにとっての男性はサポートであり、力です。ゲイの息子は許しません」と言い切っている。
同性愛に反対なのかと思うと、美学的な問題らしい。「女同士は男同士とは違います。男性二人が手をつないだり、キスをしたりしているよりもレズビアンを見ているほうが美学的にいいでしょう」とコメントしている。
ユリヤ自身、ゲイの友達がたくさんおり、殺人者に比べればゲイはましなのだそうだ。「わたしはゲイに反対しているんじゃないの。ただ、息子にはホモではなく、真の男になってほしいだけ。わたしにもゲイの友達はたくさんいるわ。ゲイは殺人者、泥棒、薬物中毒者よりもいいと思っている。この中ではゲイの方が多少はいいでしょう」とのこと。
ユーリャは2006年に、t.A.T.u.のスローガンは愛だとコメント。「誰をではなく、愛するということがスローガンよ。男の子が男の子を、女の子が女の子を愛したっていいと思う。みんながお互いを愛せれば、この世は生きやすくなると思うわ。憎しみや悪に先導されたらいい結果は生まれない」と言っていたが、すっかり気が変わってしまったようだ。(澤田理沙)