V6井ノ原快彦、失恋の坂本昌行を「心から励ましている」
V6の年長者ユニット20th Century(トニセン)の坂本昌行、長野博、井ノ原快彦が27日、都内で行われた、ブロードウェイ・ミュージカル「ON THE TOWN」プレスコール後の囲み取材に応じた。先週、女優の大塚千弘と3年の交際に終止符を打ったことが報じられた坂本に対して、井ノ原は「俺たちも心から励ましている」と冗談めかしながらも慰めの言葉を投げ掛けた。
日本初上陸となるブロードウェイ・ミュージカルの本作は、個性豊かな水兵トリオが、魅惑の街ニューヨークでとびきりの恋愛模様を繰り広げるラブコメディー。坂本演じるゲイビーが、一目ぼれした女性を求めてニューヨーク中を捜し回るが見つけられないというシーンにかけて、プライベートの恋は実ってない感じですか? と質問された坂本は「どういうことですか?」ととぼけ顔。すかさず井ノ原が「そういう話はお母さんを通してください!」とフォローするなど、3人そろっての舞台共演は10年ぶりながら、息ぴったりの様子を見せた。
この日は、それぞれの相手役となる真飛聖、樹里咲穂、シルビア・グラブらも出席。樹里はトニセンの印象を聞かれると「真面目ですよね」と感嘆。ジャニーズアイドルということもあり、チャラチャラしたイメージを持っていたようで、舞台に真摯(しんし)に取り組む姿勢に驚いたことを明かした。
さらに、女性陣は坂本の肉体美も絶賛。井ノ原いわく「全裸でくねくねダンス」を踊るらしいのだが、稽古中に急きょ加えられたシーンながら、完全に仕上がったムキムキボディーに、女性アンサンブルの人たちから「ごちそうさまでした」と拝まれていたとか。そんな坂本に、井ノ原は「途中から長渕剛さんに見えてきた」と突っ込んで笑いを誘うが、「踊りや舞台に対するストイックさを学びました」と敬意を示すことも忘れなかった。(取材・文:鶴見菜美子)
ミュージカル「ON THE TOWN」は9月28日から10月14日まで東京・青山劇場にて、10月18日から10月19日まで大阪・オリックス劇場にて上演