東京国際映画祭「SAMURAI賞」を新設!北野武、ティム・バートンが受賞
第27回東京国際映画祭
30日、第27回東京国際映画祭ラインナップ発表会が行われ、比類なき感性で常に時代を切り開き続けている人の実績をたたえる「サムライ“SAMURAI”賞」が新設されることがわかった。
記念すべき第1回の受賞者は、数々の映画祭で高い評価を受ける“世界のキタノ”こと北野武監督と、『アリス・イン・ワンダーランド』などで日本でも高い人気を誇るティム・バートン監督。賞の贈呈は10月31日に開催されるクロージングセレモニーにて行われる予定。
また、本映画祭最高賞となる「東京サクラグランプリ」は「東京グランプリ」に名称を変更。コンペティション部門国際審査員には、審査員長を務める『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督を筆頭に、映画監督しても活躍するお笑いコンビ・品川庄司の品川ヒロシ監督らが名を連ねる。
この日の発表会には、映画祭の「顔」であるフェスティバル・ミューズに就任した女優の中谷美紀、監督作『紙の月』が邦画で唯一コンペティション部門に出品されている吉田大八監督、東京国際映画祭ディレクター・ジェネラルの椎名保らが出席した。(編集部・中山雄一朗)
第27回東京国際映画祭は10月23日から31日まで開催