「ブレイキング・バッド」、まさかの夢オチ!?もう一つのエンディングが公開!
今年のエミー賞で作品賞をはじめ、6部門を制した海外ドラマ「ブレイキング・バッド」の、もう一つのエンディング映像が公開された。
堅物の化学教師ウォルター・ホワイトが末期がんを宣告されたことから、家族に財産を残すためにやむなくかつての教え子(アーロン・ポール)と手を組んで麻薬ビジネスを開始。化学の知識を生かし純度99.1%のドラッグを精製したところ予想外の大評判となり、負のループにがんじがらめになっていく姿が描かれる。
平穏な人生を送っていたはずが、裏社会の大物「ハイゼンベルグ」に変貌していくウォルター。ファイナルシーズンでは、義弟でDEA(麻薬取締局)捜査官のハンクらに追い詰められ急展開を見せ、終息に向かっていく。本シーズンのブルーレイ&DVDボックスの特典映像には、もう一つのエンディングが収められており、放送時とのあまりのギャップに驚かされる。
もう一つのエンディングは、まさかの夢オチ!「怖い夢を見たんだ」と飛び起きたウォルターが、「夢の中で僕はメス(麻薬)の売人だった。超一流の化学者で、高純度のメスを調理して売ってる。一言もしゃべらずにベルを鳴らす男や警官かDEA捜査官で僕の弟という人もいた。『ザ・シールド』に出てきそう。それに、僕は爆弾と毒を作って人殺しまでするんだ!」とまくしたて、妻はそんな夫を「まさか、蚊も殺せないでしょ」となだめるというもの。
妻になだめられてすっかり落ち着いたウォルターが、後ろから妻に抱きつき「裏口にいるの?」「ノックしてるよ」と大人のジョークを飛ばし合う一幕もあり、ファン必見の爆笑エピソードとなっている。(編集部・石井百合子)
「ブレイキング・バッド」THE FINAL SEASON COMPLETE BOXブルーレイ 9,333 円(税別)/DVD 7,600 円(税別)は、10月3日ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントより発売