「NCIS」のアビー、暴力と精神的苦痛を受けたと訴えていた元夫に勝訴
テレビドラマ「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」でゴシック系ファッションに身を包んだ科学捜査分析官アビー・シュートを演じているポーリー・ペレットが、元夫フランシス・“コヨーテ”・シヴァーズから訴えられていた件で勝訴したとRadarOnlineが報じた。
コヨーテは、ポーリーが「スター・クレイジー」と題された脚本を書き、その本の筋書きを自分で試して虐待を繰り返したとして、暴行、精神的苦痛などで今年3月に元妻を訴えていたのだ。「スター・クレイジー」は、自分を拒否した男性に対し、ある女優が復讐(ふくしゅう)をするというストーリー。コヨーテによると、脚本が売れなかったため、ポーリーが物語を現実化させて自分を被害者にしたと主張していた。
訴状によると、ポーリーは元夫の家に不法侵入しようとしたことがあるほか、私立探偵を雇っていろいろと探らせたとのこと。10年間にわたり、このような行為を繰り返されたことにより、自分は精神的、肉体的、金銭的にボロボロになったとコヨーテは言っている。
裁判官はコヨーテの訴えを棄却し、ポーリーたちに裁判費用を請求できることを言い渡したとのこと。ただし、裁判費用を受け取るには新たな請求訴訟を起こさなければならないらしい。
ポーリーとコヨーテは2000年に結婚したがコヨーテが2004年に離婚を申請。コヨーテはその後、ブラジル人ジャーナリストで作家のメイラ・ディアス・ゴメスと再婚し、ポーリーは元英海兵隊のトーマス・アークリーと婚約をしている。(澤田理沙)