トム・ハンクス&スピルバーグ、4度目のタッグ作がクランクイン!
トム・ハンクスとスティーヴン・スピルバーグ監督がタッグを組む、タイトル未定のスパイスリラー映画が、アメリカ、ニューヨークでクランクインを迎えた。現地時間6日、ComingSoon.netなど各メディアが報じた。
同作は冷戦時代の1960年、CIAのU-2偵察機がソ連領空を飛行中に撃墜され、パイロットが捕らえられた実際の事件の映画化。捕虜となったアメリカ人スパイの釈放に貢献した弁護士ジェームズ・ドノヴァンをトムが演じる。
トムがスピルバーグの監督作品で主演を務めるのは、『プライベート・ライアン』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『ターミナル』に続いて、およそ10年ぶり4度目。トニー賞受賞経験のあるマーク・ライランス、『ゴーン・ベイビー・ゴーン』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたエイミー・ライアン、テレビシリーズ「M★A★S★H」のアラン・アルダなど実力派が脇を固める。
全米公開は2015年10月16日。トムとスピルバーグの約10年ぶりのタッグ作というだけでなく、脚本を担当したのが3度のアカデミー賞に輝くジョエル&イーサン・コーエンというのも、映画ファンにとっては見逃せないところ。この年の賞レースを牽引する存在になることは間違いない。(編集部・入倉功一)