『ブリジット・ジョーンズ』第3弾、ヒュー・グラントは出演せず
世界中でヒットしたレニー・ゼルウィガー主演の人気映画『ブリジット・ジョーンズの日記』の第3弾『ブリジット・ジョーンズ・ベイビー(原題) / Bridget Jones’s Baby』に、ダニエル・クリーバー役のヒュー・グラントが出演しないことがFree Radioや複数のメディアによって明らかになった。
第2弾『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』写真ギャラリー
第3弾はもともと、2011年に製作会社ワーキング・タイトルがユニバーサル・ピクチャーズのもと製作する予定で、原作者のヘレン・フィールディングが執筆したオリジナル脚本を基に映画化するはずだった。ところが、脚本の内容に問題があったことから撮影を延期していた。また、これとは別に昨年、原作シリーズの第3弾「ブリジット・ジョーンズ:マッド・アバウト・ザ・ボーイ(原題) / Bridget Jones: Mad About the Boy」が出版されたことも話題になった。
そしてこのたび、ダニエルを演じてきたヒュー・グラントはFree Radioのインタビューで「ヘレン・フィールディングの(原作小説)第3弾は素晴らしいけれど、僕が数年前に読んだ脚本は全く違うものだった。だから出演しないことを決めた。でも彼ら(製作陣)は、ダニエル抜きで製作を進めようとしているようだ」と語った。
同作の製作はなかなか一筋縄にはいかないようで、昨年出版された原作シリーズの第3弾「ブリジット・ジョーンズ:マッド・アバウト・ザ・ボーイ(原題)」では、映画でコリン・ファースが演じたマーク・ダーシーが亡くなってから5年たったところから物語が始まり、ファンを困惑させた上、映画版前2作で脚本を手掛けてきたリチャード・カーティスさえも第3弾の製作には関わらないと発表をしていた。
The Sunによると現在は、脚本家としても活躍する女優のエマ・トンプソンが『ブリジット・ジョーンズ・ベイビー(原題)』の脚本を改稿しているもよう。果たしてどのような映画になるのだろうか?(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)