『アメリ』監督が「オペラ座の怪人」をテレビシリーズ化!
映画『アメリ』で知られるフランスのジャン=ピエール・ジュネ監督が、「オペラ座の怪人」をテレビシリーズ化する企画を立てていることがわかった。Varietyなどが報じた。
同テレビシリーズは、ロサンゼルスに拠点を置くエンデモール・スタジオズが企画している作品(放送局は未定)。1909年に出版されたフランス人作家ガストン・ルルーの小説を基に、テレビシリーズ「24 TWENTY FOUR」で製作総指揮を務めたトニー・クランツが脚色することになっている。19世紀末から20世紀に舞台を移し、1919年のパリ講和会議を背景に、第1次世界大戦で体半分をやけどしたパイロットが、世界中のリーダーがそろったパリで連続殺人の渦中に巻き込まれるというストーリーが展開する。
もっとも、ミュージカル「オペラ座の怪人」の音楽を手掛けたアンドリュー・ロイド・ウェバーの楽曲は使用しないようだ。ちなみに現在、このテレビシリーズ以外に、テレビドラマ「デスパレートな妻たち」のクリエイター、マーク・チェリーも米ABC局で「オペラ座の怪人」をテレビドラマ化する企画を立てている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)