新垣結衣、“息子”とひさびさの再会で母の顔!
新垣結衣と大泉洋が8日、新宿バルト9で行われた映画『トワイライト ささらさや』初日舞台あいさつに登壇した。新垣は、劇中で共演した赤ちゃんが舞台に登場すると「ワー、ユウスケ!」と破顔一笑。いとおしそうな顔で抱き上げ、母親の顔を見せた。本舞台あいさつには中村蒼、福島リラ、寺田心(子役)、藤田弓子、小松政夫、石橋凌、富司純子、そして深川栄洋監督も出席した。
劇中で、自身の息子役を務めた赤ちゃんとひさびさに再会した新垣は、「大きくなって顔が変わりましたね」と笑顔を見せると、背中をさすったり、髪の毛をなでたりと、そのしぐさはまさに母親。そのまま抱きかかえようとして、赤ちゃんがぐずると「人見知りもするようになったんですね」と感慨深い表情になり「いつまでもこの子を見守っていきたいです」としみじみと語っていた。
そんな新垣の姿に、「わけがわからないけれど、(赤ちゃんが登場して)ウルッとした感情が湧いてきました」と語っていた大泉。しかし、最初のあいさつで大泉が発言しようとした際に、子役の寺田がくしゃみをして出鼻をくじかれると「でたよ、大泉つぶしかよ!」とすねるなど、いつもの大泉節全開で会場を盛り上げていた。
さらに、物語にちなんで「いま一番会いたい人は?」という問いに、新垣をはじめ登壇者の多くが「父や母」など「家族」と答えるなか、大泉は「娘が見ている『おかあさんといっしょ』の三谷たくみお姉さんに会いたい」と発言。場内が不思議な雰囲気になると「もう一回やり直し。僕も父に会いたいです」と言い直し、さらに客席をザワザワさせていた。
本作は、加納朋子の小説「ささら さや」をモチーフに、映画『くじけないで』の深川栄洋監督が映画化。突然の事故で夫を亡くしてしまったサヤ(新垣結衣)が、残された息子と共に生きる姿をファンタジックに描いた感動物語。新垣は「映画の中にある温かさや柔らかい空気感を感じていただければ」と作品に込めた思いを語った。(磯部正和)
映画『トワイライト ささらさや』は全国公開中