『ソロモンの偽証』1万人から選ばれた新人女優、人生初の記者会見に緊張!
応募者1万人の中から主演女優の座を射止めた女優の藤野涼子が12日、都内で行われた映画『ソロモンの偽証』製作報告会見に、佐々木蔵之介、夏川結衣、尾野真千子らと共に出席した。藤野は緊張の面持ちで人生初の記者会見に挑んだ。
佐々木蔵之介や永作博美、尾野真千子らが出席!フォトギャラリー
劇中の役名をそのまま芸名とし、女優デビューを果たしている藤野。人生初の記者会見とあって、一言話すたびに気持ちを落ち着かせようと息を整えるなど、終始緊張の面持ちだったが、それでも前を見据えてしっかりとコメントを返し、主演女優としての堂々としたやりとりを見せた。
そんな藤野を見て、夏川は「久しぶりに涼子の後ろ姿を見て、とても頼もしく思っています」と笑顔。佐々木も「彼女は何の技術も小細工もなく、毎日現場でもがきながら全身全霊で戦っていた。その姿にいつも衝撃を受けて。クタクタになるほどでしたが、逆に教わることが多かった。本当に幸せな現場でした」と振り返った。
また、尾野は「全身全霊で、心から芝居に向かう姿を見ているなと感じ、これは生半可な気持ちでやってはいけないと思わされました」と述懐。一方の藤野は「初めてお会いしたときにとても鋭くきれいな瞳だと思いました。わたしも尾野さんのような、かっこよくてキレイな女性になりたい」と返し、会場を沸かせた。
人気作家・宮部みゆきが構想15年、執筆に9年を費やしたベストセラー小説を2部作で実写化する本プロジェクトは、ある中学校で起きた不可解な生徒死亡事件の真相を暴こうとする女子生徒が学校内裁判を開く姿を追ったミステリー巨編だ。この日はほかに板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、永作博美、黒木華、原作者の宮部みゆき、成島出監督が来場した。(取材・文:壬生智裕)
映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』は2015年3月7日より公開
映画『ソロモンの偽証 後篇・裁判』は2015年4月11日より公開