黒木メイサ、及川光博のお姫様抱っこに胸キュン
俳優の及川光博と黒木メイサが18日、ダブル主演を務めたWOWOWの連続ドラマW「悪貨」の完成披露試写会に権野元監督と共に出席した。黒木はドキッとしたエピソードとして及川にお姫様抱っこされたことを挙げ、「女の人だったら『重い』とか思われたらどうしようとか緊張するじゃないですか。でも、軽々とスッと持ち上げてくださってキュンってなっちゃいました」とうっとりしていた。
同作は島田雅彦による金融サスペンス小説の実写化作品。精巧なニセ札がばらまかれたことを発端に、天才投資家・野々宮(及川)や美しい潜入捜査官・宮園(黒木)をはじめ、ニセ札鑑定のスペシャリストらカネに支配される人間たちの思惑と欲望が渦巻いていくさまを描く。
劇中では謎を抱えながらも惹(ひ)かれ合う関係だけに、お互いにドキッとしたエピソードも紹介。お姫様抱っこだという黒木に対し、及川はキスシーンを挙げて「はやりのアゴをクイッてするやつで、普通女子の方がドキッてするかと思ったらやっておいて自分でドキッとしました」と語った。
また、初共演の黒木に「クールで大人」なイメージを抱いていたという及川は、「僕がシュールなギャグを飛ばしても無視なんだろうなと思ったけど、時折見せるあどけない笑顔やギャップにやられました」と黒木の気さくな魅力を振り返った。
さらに及川は、スタッフを含めた焼肉パーティーで黒木が見せたギャップに触れ、「とにかく焼く焼く。焼肉奉行でみんなに取り分けてくれるメイサさんのギャップにやられちゃいました」とメロメロの様子。一方の黒木も「(演じている)野々宮さんと及川さんとミッチーの顔と、不思議でつかみどころがなくてどれが本物の及川さんなんだろうかと考えるときもありました」と及川のミステリアスな印象を明かしつつ、「そんなことも忘れちゃうくらい気さくにお話ししてくださったり、魅力がたくさんあります」とにこやかに回答していた。(中村好伸)
連続ドラマW「悪貨」はWOWOWにて11月23日(日)夜10時より放送(全5回)