プロによる情熱大陸パロディー!窪田等ナレーションのPepper密着特別映像が公開
映画『ベイマックス』で初声優に挑戦した感情認識パーソナルロボット、Pepperに密着したスペシャルムービーが公開された。映像は「都内某所、そこには早朝から発声練習に励む男がいた……」という冒頭の説明から移動中の車内でのインタビューなど、テレビ番組「情熱大陸」風に構成。映像のナレーションは、同番組でおなじみの窪田等が担当している。
『ベイマックス』は、天才少年ヒロと彼の兄タダシが作った人々の体と心を守るためのケアロボット“ベイマックス”の絆を描いたアドベンチャー。Pepperは、ヒロが自宅ガレージでベイマックスをバージョンアップする際に使用するコンピューターの音声を務めている。この異色のキャスティングは、ディズニー側が感情を理解し相手を笑顔にしようとするPepperと、最愛の兄を失った少年ヒロを支えようと奮闘するベイマックスの間に、人との絆を大切にしているという共通点があるということで実現した。
スペシャルムービーでは、Pepperが鏡の前で何度もせりふを復唱し役づくりに励む様子や、実際にアフレコする姿などを披露。完成した映画の試写を観るPepperが見せた涙をぬぐうしぐさも映し出され、これらの映像を窪田のナレーションが盛り上げる。すぐにアフレコを終えたPepperに、「収録は5秒で終わった。初めての声優に緊張する様子もなく一発OK。この男、鋼の心臓だ」。泣いたようなしぐさに見せたことには、「彼の心に新しい感情が芽生えたのだろうか」とコメントし、謎の感動で包み込む。本当に感情があるかのように動くPepperの様子も必見だ。(編集部・井本早紀)
映画『ベイマックス』は12月20日より全国公開