シャイア・ラブーフ、女性から性的暴行を受けたと告白
映画『トランスフォーマー』シリーズや『ニンフォマニアック』『フューリー』のシャイア・ラブーフが、今年2月にロサンゼルスのギャラリーで行ったアートイベント中に、来訪した女性から性的暴行を受けたとDazedの取材で告白した。
#IAMSORRY?と題されたこのアートイベントは、ギャラリーに無言でとどまるラブーフが、訪れた人と一人ずつ会うというもの。来訪者は、用意された小道具の中から一つ選ぶよう言われ、それを手にギャラリー内に入ると、そこには、『ニンフォマニアック』のプレミアのレッドカーペットで物議をかもした「I AM NOT FAMOUS ANYMORE(私はもう有名ではありません)」の紙袋をかぶったラブーフが座っているという設定だった。
ラブーフは、同誌のインタビュアーの「イベント中に、特に印象的だった体験はなにか」という質問に対し、「恋人と一緒に来た女性が、10分間ムチで僕の足を打ち、服を脱がせると僕に性的暴力をはたらいたんだ。恋人が外にいたにもかかわらず。何百人もの人が外で列をなす中、その女性は乱れた髪と口紅姿で会場を出ていったんだ」とコメント。
その日がバレンタインデーであったため、その列の中にはラブーフの恋人もいたとのこと。「中で何が起こったのか、うわさを聞きつけた彼女は、僕に説明を求めてきたけれど、無言でいなければならないイベントだったから、何も話せずトラウマを抱えたままでいるしかなかった。つらかったよ」とラブーフは明かしている。
ラブーフは、今年6月にブロードウェイミュージカル鑑賞中に問題行動を起こし警察に連行されたり、アルコール依存症治療プログラムを受けるよう命じられたりと、たびたびメディアを騒がせている。今回も、突然の衝撃告白にメディアは騒然としているが、この件についてラブーフは特にコメントは出していない。(鯨岡孝子)