BUMP、初トークイベントで手の置き場に困るほど緊張!
人気ロックバンドBUMP OF CHICKEN(藤原基央、増川弘明、直井由文、升秀夫)が5日、都内で行われた映画『BUMP OF CHICKEN“WILLPOLIS 2014”劇場版』公開記念スペシャルトークショーに、同作のアニメーションパートを担当した山崎貴監督と共に出席した。初のトークショーを行ったBUMPの面々は緊張を隠せず、藤原は「こういうときにマイクを持っていない手をどこに置けばいいかわからない」と照れつつも、作品への思いなどを語った。
BUMP OF CHICKEN、笑顔であいさつ!フォトギャラリー
本作は、BUMPが今年4月から約3か月にわたり行ったライブツアー「WILLPOLIS 2014」を追ったドキュメンタリーと、山崎監督が手掛けるツアーオープニングアニメーションで構成されており、アニメパートでは、松坂桃李、杏ら豪華俳優陣を声優に迎えている。
BUMP初の映画公開初日とあって、集まったファンはイベント前からヒートアップ。BUMPの曲が流れると手拍子を始め、メンバーを大歓声で迎え入れた。そんな会場に直井は「あったかい。ホームですね」とにっこり。
山崎監督とBUMPは、これまでにも多くの作品を共に制作している仲で、オープニング映像のオファーも、「焼肉屋でツアーのオープニングについて話し合っているときに、山崎監督にお願いしたらどうかとなって、店に来てもらって生オファーをした」と明かす藤原。山崎監督は「結構忙しかったときにまたすごいものが来たな」と思ったそうだが、「BUMPが言ってるんだからやりたいな」と快くオファーを引き受けたそう。また、「面白いこと言ってくるから返す」とBUMPとのキャッチボールを楽しんでいるとも語ったが、「段々球が速くなってきて、つらくなってきている」と打ち明け、笑いを誘った。
そんな強力タッグによって生み出された本作について藤原は、「こういう作品でないと見られない光景だったので、自分にとってうれしい貴重な資料」と話し、「デビューしてから10年以上やっているんですが、いつも皆さんに支えてもらっていろんなことをやってこれました。今回もあんなすてきなオープニング・ムービーをもってしてツアーを回れました。そして、その証拠のような映画ができあがったと思います。皆さんに観てもらえることが本当にうれしいです」と感謝の言葉をおくり、初のトークイベントを締めくくった。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『BUMP OF CHICKEN“WILLPOLIS 2014”劇場版』は12月5日より2週間限定公開