人気声優・中村繪里子、言葉を発することができずに筆談で舞台あいさつ!!
人気声優の中村繪里子が14日、丸の内ピカデリーで行われた映画『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』大ヒット御礼舞台あいさつに来場、のどの調子が悪いとのことで、この日は声を封印し、筆談でのトークを敢行した。この日は小野大輔、諏訪部順一、そして郡司幹雄プロデューサーも来場した。
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「宇宙戦艦ヤマト」テレビシリーズ第1作をベースに新たなスタッフで生み出した「宇宙戦艦ヤマト2199」の劇場版最新作となる本作。イスカンダルで“コスモリバースシステム”を入手した宇宙戦艦ヤマトが、帰路の途中で謎の艦隊“ガトランティス”とのし烈な戦いに挑む姿が描かれる。大勢の観客を目の当たりにした小野は「あらためてヤマトに乗船できて、それだけで胸が熱くなりました」と晴れ晴れとした顔。郡司プロデューサーも「よく完成したなと思います。映画の中でも(主人公の)古代があきらめないんだと言っているじゃないですか。正直、グッときましたね」と感無量の様子。
一方、のどの調子が悪いという中村はこの日は筆談での舞台あいさつを敢行。中村がスケッチブックに書いた文字は、諏訪部のアテレコによって代読されることとなった。しかし、中村とはかけ離れたバリトンボイス、および中村をまねたかわいい声など、その都度、声色を変えながら、中村のコメントを読みあげる諏訪部の姿に、会場は爆笑の渦に包まれた。
言葉は発せられないものの、大きなジェスチャーで会話に参加してみせるなど、声を出せないことを逆手にとって、自由な存在感を見せつける中村。さらには中村ふんする桐生美影が履いていたサイハイソックスと、普通のソックスとニーハイソックスとの違いについて、スケッチブックに図解してみせる一幕も。あまりのスケッチブックの活用ぶりに、会場は大いに沸いた。
そんな舞台あいさつもいよいよクライマックス。しかし最後は中村もスケッチブックを使わずに、「皆さんから、温かい拍手をいただけてうれしかったです。これからもヤマトクルーとしてよろしくお願いします」ときちんと声を発してあいさつを行った。(取材・文:壬生智裕)
映画『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』は全国公開中