『かぐや姫の物語』にまたもアニメ賞!トロント映画批評家協会賞で受賞!
トロント映画批評家協会賞が現地時間15日に発表され、高畑勲監督のスタジオジブリ作品『かぐや姫の物語』がアニメーション映画賞を受賞した。
同賞はカナダのトロントを拠点とする映画評論家、ジャーナリストによって結成されたトロント映画批評家協会が発表するもの。日本の作品がアニメ映画賞を受賞するのは、2013年の宮崎駿監督作『風立ちぬ』以来となる。
先日発表された第72回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションでは候補入りを逃した『かぐや姫の物語』だが、これまでロサンゼルス映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞、ニューヨーク映画批評家協会賞でアニメ賞に輝いており、今回の受賞で批評家協会賞4冠を達成。アニメ界のアカデミー賞ともいわれる第42回アニー賞の長編映画部門でも作品賞にノミネートされており、アカデミー賞にノミネートされる可能性は十分に残っている。(編集部・入倉功一)
トロント映画批評家協会賞の主な受賞結果は以下の通り。
作品賞:『6才のボクが、大人になるまで。』
監督賞:リチャード・リンクレイター『6才のボクが、大人になるまで。』
男優賞:トム・ハーディ『ロック(原題) / Locke』
女優賞:マリオン・コティヤール『エヴァの告白』
助演男優賞:J・K・シモンズ『ウィップラッシュ(原題) / Whiplash』
助演女優賞:パトリシア・アークエット『6才のボクが、大人になるまで。』
脚本賞:ウェス・アンダーソン『グランド・ブダペスト・ホテル』
新人賞:リテーシュ・バトラ『めぐり逢わせのお弁当』
外国映画賞:『ツーリスト』
アニメーション映画賞:『かぐや姫の物語』
ほか