ラッセル・クロウの監督デビュー作、2014年オーストラリア国産映画で興収ナンバーワンに!
映画『レ・ミゼラブル』『ノア 約束の舟』のラッセル・クロウが監督デビューを果たした映画『ザ・ウォーター・ディバイナー(原題) / The Water Diviner』が、オーストラリア国内の国産映画の興行収入でナンバーワンになった。The Hollywood Reporterほか複数メディアが報じている。
【動画】ラッセル・クロウがナレーターを務めた『世界一美しいボルドーの秘密』予告編
本作は昨年12月26日に公開され、6日間で461万ドル(約5億5,320万円)を稼ぎ出し、昨年公開されたオーストラリアの国産映画で最も稼いだ作品となった。すでに日曜日(1月4日)までの興行収入が685万ドル(約8億2,200万円)を記録している。Boxofficemojoによると、2014年のオーストラリアの興行成績上位20作は全て海外作品が占めていた。(1ドル120円計算)
本作は、映画『マトリックス』のアンドリュー・メイソンの製作会社ホップスコッチ・フィーチャーズとラッセル・クロウの製作会社フィア・オブ・ゴッド・フィルムズが手掛け、脚本は映画『サイアム・サンセット』のアンドリュー・ナイトとアンドリュー・アナステイシオが共同執筆している。
そのストーリーは、第1次世界大戦のガリポリの戦いから4年後、オーストラリアの農家で働くコナーが行方不明になっている息子を捜しにトルコのイスタンブールを訪れ、ホテルを経営するトルコ人女性の助けを借りながら真相を突き止めていくというもの。コナーをラッセル・クロウ、ホテルを経営するトルコ人女性をオルガ・キュリレンコが演じている。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)