ローマ法王、アンジーと面会 日本軍捕虜となった米兵描く新作『アンブロークン』を鑑賞
現地時間8日朝、アンジェリーナ・ジョリーがバチカンに招待され、フランシスコ・ローマ法王と対面。ベルリン・オリンピックでアメリカ代表の陸上選手として出場し、第2次世界大戦中に日本軍の捕虜となったルイス・ザンペリーニ氏の半生を追った、アンジェリーナの監督作『アンブロークン(原題) / Unbroken』の鑑賞会を行った。
アンジェリーナは「わたしの映画がバチカンに招待されたことを心から光栄に思います。そして『アンブロークン(原題)』の基となったストーリーに敬意を表します。このストーリーは多大なる強さと寛容さを持つルイスという英雄の物語です」と声明を発表。
イタリアのユニバーサル・ピクチャーズは「ルイス・ザンペリーニ氏の信じられない人生を知ったフランシスコ法王は、鑑賞会の際、丁重に歓迎してくださいました。ローマ法王庁科学アカデミーの本部でもあるカシーナ・ピオ・クァルト(ローマ法王ピウス4世の元別荘)で鑑賞会は行われました」とコメント。
鑑賞会でアンジーは、ルイス氏の息子の隣に座っていたという。また彼女は今回、娘のザハラちゃんとシャイロちゃんと共にバチカンを訪問。夫のブラッド・ピットは土壇場で都合がつかなくなり同行することができなかった。
以前からブラッド&アンジー夫妻は、宗教的な意味合いではなく、フランシスコ法王のメッセージに好感を抱き尊敬しており、法王との面会を望んでいたという。昨年フランシスコ法王は、同性愛についての見解を尋ねられた際に、「同性愛者の方がわが主を求め、善行を行っていたならば、わたしは裁くことができるでしょうか?」とコメントし、前任の法王よりも寛容だと称賛されている。(BANG Media International)