チャウ・シンチーの『カンフーハッスル』3D版が中国で上映!
映画『少林サッカー』『ミラクル7号』などでおなじみのチャウ・シンチーが手掛けたヒット作『カンフーハッスル』(2004年)の公開10周年を記念して、現地時間15日より3D版が中国で上映されることが、同映画の中国版オフィシャルブログなどで明らかになった。
11月にVarietyが報じた際には、3D版は昨年12月24日から上映される予定だったが、その後変更になった模様。また標準中国語と広東語の両方で鑑賞できるが、今のところ中国以外の国ではこの3D版を公開する予定はないという。
同映画は、1930年代を舞台に冷酷なギャング団“斧頭会”の一員となることを夢見るチンピラ主人公、シン(シンチー)が、ギャング団とカンフーを極めた町の人々の抗争に巻き込まれていくアクションコメディー。
シンチーの前作『西遊記~はじまりのはじまり~』は、中国で1億9,674万ドル(約236億880万円・1ドル120円計算、数字はBox Office Mojo調べ)を稼ぎ出し、大ヒット作となった。ちなみに、ウォン・カーウァイ監督の『グランド・マスター』も9日より中国で公開されている。日本での3D版の公開にも期待したい。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)