陣内孝則が剛力彩芽に壁ドン!村上弘明共演の松本清張ドラマ
松本清張の同名小説をテレビ東京開局50周年特別企画としてドラマ化する「黒い画集-草-」に、村上弘明、剛力彩芽、陣内孝則が出演することがわかった。陣内は「剛力ちゃんに壁ドンをしたシーンがある」と明かすと、「手が痛かったです」と率直な感想を語った。
本作は、地域の評判も高い総合病院で相次いで起こる謎の事件を描いた医療サスペンス。村上は意識不明で運び込まれた出版社編集長の沼田一郎、剛力はその娘・亜衣、陣内は事件を追う刑事・桐嶋英司を演じる。
清張作品への出演に喜びを見せた剛力は、「サスペンスは特に少しの表情、行動でどう見えるかがすごく変わってしまうと思うので、沼田亜衣という役をどういう女性に見せるか悩みながらも役づくりさせていただきました!」と役づくりの努力を語った。
松本清張ドラマというだけでなく、豪華俳優陣による共演も見どころの一つ。陣内は一番印象に残っているシーンについて聞かれると、「事件とお互いの過去について村上先輩と語り合うこのドラマの一番長いシーンですかね」と回答。「初共演の初めてのシーンだったことで余計に印象的で、当初病院の屋上を設定してあったのですが、雨天のため急きょ駐車場に変更になり、よりミステリアスなシーンになったように思いました」と村上との充実した撮影を振り返った。
一方、謎めいた主人公役の村上は「現場でスタッフと『現代の社会状況を松本清張は予見していたみたいだね』という話になりました」と松本清張の鋭い観察眼に驚きを見せ、「この作品は“松本清張が過去から現代へ送った診断書”とも言えると思います」と期待をあおった。(編集部・吉田唯)
「黒い画集-草-」は3月にテレビ東京系で放送