沖縄の特撮ドラマが全国へ!主演のAKINAも喜びいっぱい
元Folder5で女優のAKINAが30日、渋谷・シネマライズで行われた映画『ハルサーエイカー THE MOVIE エイカーズ』の初日舞台あいさつに、仲座健太、岸本司監督、山田優樹(脚本)と共に登場した。
本作は、自然の大切さや食育をわかりやすく語るエコメッセージに話題が集まり、沖縄の大人気テレビシリーズとなった特撮番組「ハルサーエイカー」の劇場版。ハルサーは農家、エイカーは一族という意味で、沖縄で土と共に生きるハルサーエイカーの末裔(まつえい)・ハル(AKINA)たちが、自然と畑を守るためにモンスターたちと戦う姿が描かれる。
沖縄で誕生したローカル番組が映画化され、さらに全国公開されることに感無量の面々。AKINAは「ドラマのときからずっと映画をやりたいと思っていたので、ようやく全国の皆さんに観てもらえるとあって、すごくうれしい。昨日は寝れなくて、ドキドキしながら渋谷に来ました。今日は楽しんでください」と喜びいっぱいにあいさつ。「ドラマでは変身できずに終わったので、映画では完全体、ハルが全部変身するので、そこに注目してもらいたい」と見どころも紹介した。
岸本監督は「(シネマライズは)映画青年だったときにいっぱい映画を観た思い入れのある場所なので、ここで自分の映画が上映できるなんて」と驚きの表情。また、「言葉も文化も風景も沖縄がいっぱい詰まった映画であるとともに、優しさの伝播(でんぱ)というか、真摯(しんし)に人と向き合えば優しさはどんどん広がっていく。そういうところが見どころ」と本作の魅力をアピールした。
この日、一身に注目を浴びたのは、劇中に登場するモンスター、サマリタン・ドブーの着ぐるみで現れた仲座。沖縄を代表する人気芸人とあって、司会に不慣れな女性MCをいじったりフォローしたりと大活躍。観客の写真撮影もOKということで、「撮った際には、ツイッターやFacebookに必ず上げてください!」と心が和むような沖縄なまりで呼び掛け、会場を盛り上げた。
映画『ハルサーエイカー THE MOVIE エイカーズ』は公開中