容疑者はクラスメイト…3通の告発状から校内裁判が開廷!『ソロモンの偽証』予告編
人気作家・宮部みゆきのベストセラー小説を2部作で実写映画化した『ソロモンの偽証』の予告編が公開され、男子生徒の死亡事件に関する3通の告発状から、校内裁判へと発展するまでの様子が明らかになった。
宮部の最高傑作といわれる同名小説を基にした本作は、ある中学校を舞台に、雪の降るクリスマスの朝に発覚した男子生徒の死亡事件を解決するべく開廷される校内裁判と、その真実を描き出すヒューマンミステリー。
メガホンを取ったのは『八日目の蝉』などの成島出監督。佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、小日向文世、黒木華、尾野真千子ら豪華俳優陣が出演し、物語の要となる中学生役のキャスト陣には役名でデビューする主演の藤野涼子をはじめ、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也らフレッシュな面々がそろった。
公開された映像は、事件の発覚から校内裁判へと発展していくまでを映し出したもの。学校とマスコミが自殺と断定するなか、3通の告発状が届いたことをきっかけに、学校内裁判が開廷されることになる。しかし、「いいかげんにしなさい」と教師にビンタされたり、「裁判を開いて、罪のない人間を引っ張り出そうなんて絶対に許さない」という保護者の意見があったりと、裁判の開廷は困難を極めることに。
そんな中でも、校内裁判を開廷する主人公・藤野涼子は「何があっても、最後までやり抜くって決めたから」と強い決意を持っており、その真っすぐなまなざしが印象的だ。校内裁判はどんな結末を迎えるのか、その真実とそこから浮かび上がる希望に注目したい。(編集部・吉田唯)
『ソロモンの偽証 前篇・事件』は3月7日より公開
『ソロモンの偽証 後篇・裁判』は4月11日より公開