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ジョニー・デップの声優歴約20年!平田広明が語る新作&過去

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平田広明
平田広明

 ジョニー・デップ主演の新作映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』で、吹き替え声優を務めている平田広明がインタビューに応じ、声優としてジョニーを演じることについて語った。

映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』フォトギャラリー

 数々の洋画の吹き替えを担当してきた中でも、ジョニーの吹き替えに関しては映画『エド・ウッド』(1994)から約20年務めてきた平田。ファンからジョニーの声として親しまれていることについて、「『吹き替えでしょ?』と思われがちな部分があり、本人の声の方が良いといわれる方も多い中で、声優を意識して観ていただけることはうれしいですね」と笑顔を見せる。そんな平田でも今回、ジョニーの吹き替えオファーがきたことに、「良かった、また彼の役を演じることができる」と安堵(あんど)したと明かす。

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 吹き替え声優として参加する際には、どんな場合でも「キャラクターを演じることが最終目標」としつつ、「実際に演じる俳優さんが何をしたいのか、何を見せたくてこの芝居になったのか、スクリーン上に映し出される画(え)ではなくて、彼らが見ている方向を見るようにしています」という平田。「そういう意味では初めてじゃなく、何度も演じて慣れている俳優さんの方が(見ている方向を)探しやすいですね」と続ける。

 しかし最近のジョニーは難役が多くなってきたとのこと。「海賊さん(『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ)あたりから今までとは違う魅力が出てきたけれど、せりふも多くなり急に叫びだしたりとお仕事として大変になりました。『アリス・イン・ワンダーランド』のとっぴなお芝居には、『こっちの引き出しはあんまり残っていないぞ』とあたふたしながら必死で演じていましたね。けれどせりふが少なければ楽というものでもなくて、『ローン・レンジャー』の時は、トントの居ずまいが独特で、『また難しいお芝居を持ってきたな』と感じました」と振り返る。

 そのためか最近は、オファーを受けた際にはジョニーのメイクがノーマルか特殊か気になるそう。しかし特殊メイクがほとんどないはずの今作のキャラクター・モルデカイには、せりふの多さに収録の翌日には声をからしてしまうなど演じながら圧倒されたという。だがそれを経た平田は、今は「どんな役でも掛かってこい」という心構えになったとにこやかな顔を見せていた。(編集部・井本早紀)

映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』は2月6日より全国公開

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