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劇場版ウルトラマン・坂本浩一監督の「やりたくなっちゃう」遊び心がスゴい!

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「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」でトークショーを行った坂本浩一監督
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」でトークショーを行った坂本浩一監督

 北海道夕張市で開催中の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」で22日、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』の上映会が行われ、ウルトラマンシリーズだけでなく仮面ライダー、戦隊シリーズの監督も務め、特撮ファンから支持を得る坂本浩一監督がトークショーを行った。

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 高校卒業後に渡米し、「パワーレンジャー」シリーズの監督を務めるなどしていた坂本監督にとって、本作はウルトラマンシリーズを手掛けた第1作であるとともに日本デビュー作。思い出深い1本である本作には昭和のウルトラマンや怪獣たちが大挙して出演し、それまであまり描かれることのなかったウルトラマンの故郷・光の国の描写にも力を入れるなど、「僕のウルトラマンへの愛がいっぱい詰まった作品」と思い入れを語った。

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 3月14日からは『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!」の公開が控える坂本監督だが、トークショーには同作の岡崎聖製作統括とともに登壇。岡崎は坂本監督を「サービス精神がスゴい」と評したが、坂本監督は「やりたくなっちゃう」とその源が遊び心であることを明かし、それが『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』における元内閣総理大臣・小泉純一郎(ウルトラマンキング役)、さらに自身が大ファンであるジャッキー・チェンの吹き替えで知られる石丸博也(ウルトラマンタロウ役)といった自由な起用、発想につながっていることを感じさせた。

 坂本監督がサービス精神を発揮したのはトークだけにとどまらず、さらに『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』の冒頭映像を惜しげもなく初公開。開始からさっそくウルトラ戦士のバトルが繰り広げられるという引き込まれる内容で、「ティガから後の新世代ウルトラマン10人をまとめて楽しめたらいいなと思って作った作品。ティガ以降のウルトラ戦士たちの魅力を再確認してほしい」と公開がせまる最新作をPRした。

 坂本監督はトークショーで多くの関係者から語られるその特徴的な笑顔を絶やすことなく、質疑応答コーナーでも言葉のキャッチボールを楽しみ、イベント終了後もファンの求めに応じ肩を組んで記念撮影を行うなど、今回初めて訪れたという北海道を存分に満喫したようだった。(長谷川亮)

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」は2月23日まで北海道夕張市内各所で開催中

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