山P「アルジャーノンに花束を」ヒロインは栗山千明!窪田正孝、菊池風磨ら豪華キャスト発表
山下智久主演、野島伸司の脚本監修でダニエル・キイスの不朽の名作をドラマ化する「アルジャーノンに花束を」(4月よりTBS系金曜夜10時枠)に女優の栗山千明が出演し、山下演じる幼児並みの知能を持つ28歳の知的障害者・白鳥咲人が恋心を抱くヒロイン・望月遥香を演じることが明らかになった。同時に、窪田正孝、工藤阿須加、菊池風磨ら豪華キャスト陣も発表された。
日本での累計発行部数320万部を数えるダニエル・キイスの同名ベストセラー小説を基にした本作は、母が好きになってくれる「お利口」になりたいと望む知的障害者の咲人が、「脳生理科学研究センター」で知的能力を向上させる実験を受けた白いネズミ・アルジャーノンとの出会いをきっかけに、アルジャーノンの実験を行っていた蜂須賀教授の手術を受け、天才的な知能を手に入れる代わりに愛や憎しみ、喜びや孤独を知ることになる姿を描く。「高校教師」「明日、ママがいない」など挑戦的なテーマに挑んできた野島が、本作でも人間の心の真実に迫る。
初共演となる山下について栗山は、「リードしてもらっています。咲人さんは、どう思って、どんな反応をするか……特に最初の頃は現場に入るまで分からなかったのですが、遥香が優しくなれたり切なくなれる咲人さんでいてくれます」と絶賛のコメント。
さらに、野島作品に参加できる喜びを語った上で、「遥香は自分の思いを伝えるのが苦手な不器用な女性です。今までわたしが演じてきた芯がある強い役柄とは対照的で、わたし自身ともかけ離れている子なので理解するのに苦労することが多いです。でも、不器用だからこそ思い悩んでいる姿から遥香の健気さやピュアさが伝わったら良いなと思っています」と新たな挑戦への意気込みを語った。
同時に発表されたキャストは、事情のある若者が集う花の配送センターで働く咲人の同僚を演じる窪田と工藤、遥香が務める脳生理科学研究センターの研究者にふんするSexy Zoneの菊池のほか、谷村美月、大政絢、いしだ壱成、草刈民代、中原丈雄、萩原聖人、石丸幹二ら豪華俳優陣がズラリ。彼らがどんな化学反応を見せるのかにも注目だ。(編集部・吉田唯)
テレビドラマ「アルジャーノンに花束を」は4月よりTBS系金曜夜10時枠でスタート