シャア専用赤ふなっしー発進!実はガンダム世代と告白
人気アニメ「機動戦士ガンダム」の人気キャラクター、シャア・アズナブルの生い立ちを描いたシリーズ最新作『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』のマスコミ会見が24日、都内で行われ、千葉県船橋市の非公認キャラクター、ふなっしーが、シャアにちなんだ赤いボディーカラーで登場。本作でアルテイシアの声を担当した声優の潘めぐみとのガンダムトークで会場をわかせた。
映画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』 フォトギャラリー
後にシャアを名乗ることになる少年キャスバル・レム・ダイクンと、その妹アルテイシア・ソム・ダイクン(後のセイラ・マス)の波乱の運命を全4話で描く本作。登壇したふなっしーは、自身を「ガンダム世代」だと告白する一方、ガンダム関連の仕事は初めてだと明かすと、「(幼年期の)洋ナシ時代はよく観たなっしー」とご機嫌。ガンダムのプラモデル作りに熱中した時代もあるといい、自らの赤いボディーについても「ズゴックに似ているなっしー」とお気に入りの様子だった。
一方の潘は、実の母である女優で声優の潘恵子が初代「ガンダム」でララァ・スンを演じており、 親子2代でのシリーズ出演に、「ずっと愛され続けているガンダムに初めて参加させていただいて光栄の極み」としみじみ。収録では、(アルテイシアの母)アストライアとキャスバル、アルテイシアの別れのシーンに感情移入したといい、劇中「お母さん!」と叫ぶ演技は、台本にないアドリブのセリフだったと告白した。
また、母の恵子とも本作を鑑賞したといい、「母が『アストライアの気持ちになった』と話していました。見終わった後、ほっぺに一筋の涙があって。わたしももらい泣きしそうになった」とガンダムを通じた親子秘話も明かしていた。(取材・文:名鹿祥史)
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』は2月28日~3月13日まで全国13館で2週間限定イベント上映